サッカー
「ヴァンラーレ八戸FC」はJリーグ所属のプロサッカーチームです。
八戸市周辺の16市町村をホームタウンとして、現在J3で戦っております。
Jリーグ加盟は今年5年目になりますが、毎年戦績はJ3全20チームで10位を前後しており歯がゆいところです。
「ラインメール青森」は青森市をホームタウンとするJFL(日本フットボールリーグ)所属のサーカーチームですが、J3クラブのライセンスを取得しており、成績次第でJリーグのサッカーチームになります。
昇格して欲しいです。
バスケットボール
「青森ワッツ」は青森市に拠点を持つプロバスケットボールチームです。
B.LEAGUE B2(2部)東地区で戦っており、これまで6期戦って東地区4位が最高で伸び悩んでおります。
7期目の今期は東地区4位ながら、ワイルドカード下位枠というものでプレーオフ進出が決まっております。
アイスホッケー
「東北フリーブレイズ」はプロアイスホッケーチームで、運営会社がある福島県郡山市とチームの拠点の八戸市をホームタウンとしております。
日本、韓国、ロシアのアイスホッケー連盟に加入しているクラブチームで行われるアジアリーグを戦っております。
過去は最大9チームで戦っていたアジアリーグですが、ロシアのクラブチームの除名、また財政難などにより撤退したチームもあり、今年は韓国から1チーム日本国内4チームの5チームのみでリーグ戦を行っております。
これまでの戦績は、アジアリーグ優勝3回、全日本アイスホッケー選手権優勝2回を誇ります。
3×3バスケットボール
「HACHINOHE DIME(八戸ダイム)」は3×3(スリーエックススリー)3人制バスケットボールのプロチームで八戸市を本拠地として、3×3EXE.PREMIEREというリーグに参戦しております。
現在は全国42チーム中、イースタンカンファレンス21チーム内に所属しております。
少し複雑ですが、各チームは年度内にレギュラーカンファレンスで4試合、インターカンファレンスで2試合、オールカンファレンスで2試合、合計8ラウンドを戦い、その成績によるポイントで順位が決まります。
今年はイースタン4位となり、日本14チーム、オーストラリア4チーム、ニュージーランド2チーム、タイ4チームの24チームで戦うプレーオフ進出が決まっております。
クラブチームとホームタウンの関わり
HPを見るとこれらのプロクラブチームの使命は、地域住民との結び付き、地域活性とそれに伴ってのクラブ運営会社の発展、スポーツの発展とそれを通して青少年の健全な育成を図ることにあります。
プロスポーツ選手であるからには、自分のスキルを上げてより高いステージでプレイし、より高い評価を得たいと望んでいると思うのですが、クラブや選手たちは、スケジュールを調整しながら「地域のため。」とか「このスポーツをもっと広めたい。」とか、それぞれ使命をもって活動に参加しています。
クラブチームは、様々なスポーツイベントを企画実行したり、地域が企画する様々なスポーツイベントに参加したりしてコミュニケーションを図り、確実に地域の子供たちのやる気アップや、そのスポーツを頑張っている若者たちのスキルアップに貢献しているし、スポーツのみならず、例えば老人施設の訪問、公園の清掃活動、お祭りの参加など多岐にわたります。
クラブチームとホームの自治体、スポンサー、住民との連携は欠かせません。
チームの活躍がホームタウンへの集客、スポンサーの企業活動、ファンクラブの結成等、地域の活性を生み出していくことを思えば、観光資源や地域の産業と同じように地域経済に大きなプラスの影響をもたす要素になっていきます。
地域のために応援する
八戸市のような人口20万人そこそこの地方都市に、そこをホームタウンとするプロスポーツクラブが複数あることはなかなか稀有なことではないだろうか。
様々な理由があると思いますが、シーズンオフに選手の入れ替えが多く、そのためにチーム戦術の浸透や選手間の連携が成熟しないまま開幕し、戦績がもう一つ伸びないままシーズンを終える、といったことが続いていてもどかしいところですが、運営会社には継続して勝てるチームを作っていただき、我々も継続して楽しみながら応援していくことが、県や八戸市周辺の地域活性のため大事な使命だと思っています。
もっと言えば、野球の独立リーグが東北地方にできたら、地方都市間の自治体や民間の交流も更に深まると思っています。